FSSはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンを後援します

ラ・フォル・ジュルネとは
フランス北西部の港町ナントで1995年に誕生したクラシック音楽祭。
クラシック音楽の常識を覆すユニークなコンセプトに貫かれ、「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日」のネーミングそのまま、ヨーロッパの数ある音楽祭の中で最もエキサイティングな展開を見せています。
毎年テーマとなる作曲家又はジャンルを設定し、会場となるナント市のコンベンションセンター「シテ・デ・コングレ」では朝から晩まで9つの会場で同時並行的に45分のコンサートが、5日間で300公演繰り広げられます。
演奏者は旬の若手やビッグネームがずらりと並び、しかもアーティステック・ディレクター、
ルネ・マルタン氏の「一流の演奏を低料金で提供することによって、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」という考えに基づき、入場料は5〜22EURO(700円〜
3000円)という驚きの低価格に抑えられています。来場者の6割はクラシックコンサート初体験者、又キッズプログラムも充実し子供達も多数参加しています。
2000年からポルトガルのリスボン、2002年からはスペインのビルバオでも開催されるようになり、いずれも大成功を収めています。日本では2005年から東京にて東京国際フォーラムを主会場として開催され、その後開催地は金沢、新潟、びわ湖にも広がっています。



ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

2005年より東京国際フォーラム(全館)と丸の内・周辺エリアで4〜5月の連休中に開催されるようになりました。
ルネ・マルタン氏の上記コンセプトが日本でも多くの人々に受け入れられるようになって、期間中有楽町、丸の内界隈を訪れる人は年々増加し、2007年と2008年の来場者は100万人を超えました。

2008年のテーマは「シューベルトとウィーン」でしたのでFSSは駐日欧州委員会代表部、オーストリア大使館、
外務省、国土交通省、文化庁、国際交流基金等と並びラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(LFJJ)の後援団体に名を連ねました。

そして2014年はLFJJ10周年を記念して10名の作曲家をテーマにすることが決まり、その中にシューベルトも
含まれましたのでFSSは協力団体の一員として下記に述べるエリアコンサートの一部を受け持ってコンサートの企画、実行にあたることになりました。

このエリアコンサートはLFJJと一体化されたイベントとしてLFJJの期間中丸の内界隈の丸ビル,新丸ビルなどの主要ビルで開催される無料のミニコンサートです。FSSは2008年の東京駅前の日本生命丸の内ビル地下1階のニッセイライフプラザ丸の内に続き、2014年はJR東京駅前のJPタワーKITTE1階アトリウムでエリア    コンサートの企画・実行を担当しました。
2016年も再びKITTEビル1階でのコンサートを担当します。2016年のテーマは「la nature(自然)」。
曲目はこのテーマに合わせて選定しました。


2017年5月4日(木・祝)  JPタワーKITTEビル 1Fアトリウム
 13:00
  アマービレ・トリオ
    
尾池真生子(Pf)、山下真澄(Vn)、中島真理(Vc)
  シューベルト:悲しみのワルツ、感傷的なワルツ、高貴なワルツ
     グリーグ:「ペールギュント」より “アニタの踊り“
   チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より “花のワルツ”
   
ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番

2016年5月4日(水・祝)
 
13:00
  シューベルトの歌曲メドレー
   「白鳥の歌」よりセレナーデ、野ばら、鱒、「冬の旅」より菩提樹
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 「雨の歌」
  メンデルスゾーン:五月のそよ風
    中田亮子(Pf)、武田和代(Vn)


2014年5月4日(日・祝)
 
13:00
   シューベルト:シルヴィアに、「白鳥の歌」よりセレナード
     増田貴寛(T)、片谷晃子(Pf)
   シューベルト:太陽に寄す、ミリアムの勝利の歌
     シューベルト合唱団、金井隆子(So)、片谷晃子(Pf)

 15:00
   シューベルト:アヴェマリア
   シューベルト/クライスラー:バレエ音楽「ロザムンデ」より
   シューベルト:即興曲 第4番(ピアノ独奏)
   シューベルト:感傷的なワルツ
   サン=サーンス:序奏とロンドカプリチオーソ
     黒川侑(Vn)、須関裕子(Pf)

2008年5月4日
 13:00 佐伯周子(ピアノ)
 〜駆け足で巡るシューベルトの作曲人生〜
 1・モーツァルト幻想曲 ハ短調 D2E(1811年)
 2・ピアノソナタ第1番 ホ長調 D157より第2楽章(1811年)
 3・「オリジナル舞曲集」 D365より抜粋(1818〜1821年)
 4・「グラーツのギャロップ」 D925(1827年)
 5・「グラーツ幻想曲」 ハ長調 D605A(1827年?)
 6・ピアノソナタ第21番 変ロ長調 D960より第4楽章(1828年)

 14:00 佐伯周子(ピアノ)
 充実期の隠れた秘曲〜もう一つの「未完成」〜
 1・「ハンガリーのメロディー」 D817(1824年)
 2・ピアノソナタ第15番 ハ長調「レリーク」 D840(1825年)

 15:00 大原亜子(ピアノ)
 1・4つの即興曲 D899 第1番、第2番
 2・ピアノソナタ 第13番 イ長調 D664

 16:00 大原亜子(ピアノ)
  ピアノソナタ 第16番 イ短調 D845

5月5日
 13:00 金井隆子(ソプラノ)
 1・ジングシュピール「謀反人達」より「ロマンツェ」 D787
 2・岩の上の羊飼い D965 以上伴奏 斉藤紋子(クラリネット)
 3・川の流れの上で D943 伴奏 加藤美咲(ホルン)
    1.2.3とも伴奏 片谷晃子(ピアノ)

 14:00 声楽アンサンブル
       日高愛織(ソプラノ)、金井隆子(アルト)、
       東海林大(テノール)、矢島浩義(バリトン)
 1・ようこそ、愛する美しい五月よ D244(3声のカノン)
 2・スターバト・マーテル ヘ短調 D383 より
   *ソプラノ独唱 「調停者キリストの十字架のもとに」
   *二重唱 「天使は喜びに沸き立つ」
   *テノール独唱 「ああ、感じないでいられようか」
   *バス独唱 「苦しみと悩みが」
   *三重唱 「世の喜びとその惨めさよ」
   *合唱(四重唱) 「アーメン」

 15:00 秋山徹(テノール)、小助川真美(ピアノ)
   日本におけるシューベルト歌曲
   〜教科書や歌声のあの名曲を、あなたも歌った日本語で〜
 1・樂に寄す  2・菩提樹  3・アヴェ・マリア  4・子守唄
 5・セレナード  6・野ばら  7・魔王

 16:00 出演者、曲目とも同上

5月6日 
 13:00 加藤えりな(ヴァイオリン)、久元祐子(ピアノ)
 1・ヴァイオリンソナタ 第2番 イ短調 D385
 2・アヴェ・マリア
 3・樂興の時 第3曲 D780−3

 14:00 出演者、曲目とも同上