東響のシューベルトチクルスが2008ベストコンサートの2位に!

音楽雑誌「モーストリー クラシック」が09年2月号で発表した08年のベストコンサートに東響のシューベルトチクルスが第2位に選ばれました(第1位はエサ=ペッカ・サロネン指揮のロサンゼルス・フィルハーモニック)。

「モーストリー クラシック」はシューベルトチクルスを次のように評価しています。
スダーンと東響が到達した水準は本当に高いものがある。在京オケの中ではずば抜けて安定感があるかも知れない。
あれだけレベルの高いシューベルトをコンスタントに演奏出来る実力はきちんと評価されてしかるべきだと思う。

「音楽の友」など他の専門誌からもユベール・スダーン/東響のシューベルトチクルスは高い評価を得ています。

FSSは東京交響楽団のシューベルトチクルスに協力します

東京交響楽団は2008年シーズン(08年4月〜09年3月)のサントリーホールとミューザ川崎での定期演奏会をシューベルト・チクルスとしてシューベルトの交響曲7曲のほか、管弦楽曲を中心に据えたプログラムを発表しました。
このためFSSは同交響楽団のこの企画について年間を通じて「協力」することにしました。

同交響楽団の音楽監督、ユベール・スダーン氏はこの
Schubert Zyklusについて次のように述べておられます。
「なぜシューベルトか?それは、シューベルトが大変ユニークな作曲家だからです。シューベルトの作品は、19世紀の音楽の発展に直接的あるいは間接的に、重要な影響を与えています。しかし、その偉大な才能にもかかわらず、彼が望み、それに値するほどの成功をもたらすことはありませんでした。
シューベルトが音楽界に与えたインパクトはその天賦の才能の結果であり、シューマン、ブラームス、ヴォルフ、そしてワーグナーといった作曲家に引き継がれて行きましたが、他の誰もシューベルトのように作曲をする才能を持っていませんでした。シューベルトを特別な存在たらしめているのは、細部のきらめきでした。例えばシューベルトの「ラザロ(復活祭)」
はアインシュタインによると、ワーグナーのタンホイザーやローエングリーンよりも重要だとされています。
シューベルトの作曲の方法はやや神経質でした。”作曲だけが私の人生を価値あるものにしている”という自身の言葉が、作曲がかれの人生の本質であったということを示していま
す。
シューベルトは成功することを熱望していましたのでウィーンで注目を集め、大成功を
収めたベートーヴェンやロッシーニと競うために一生懸命働かなければなりませんでした。
かくて、シューベルトの特にベートーヴェンに対するコンプレックスは、彼を新しい道へと進
ませることになりました。
シューベルトがシラーやゲーテといった偉大な詩人の詩を音楽に取り入れ、彼らの言葉を
歌詞にしたことが、我々が次世代への音楽への視野を広める手助けになったという事実は
疑いなく彼の偉大な功績だと思っています。
2008年度の定期演奏会はそうした奇跡的な音楽を皆様と一緒に楽しみたいと思います」





東響のシューベルトチクルスはお陰様で2009年3月21日のサントリー定期をもって好評裡に終了しました。